食育体験研修会の続報

    荒れた山で何を知るか?80年前の棚田跡の石垣を見ることが出来ました。農地や山林が水害や災害を防ぎます。経済的価値で見ると8兆2千億円の価値があるといわれています。
    放牧地で牛が糞やオシッコをすると、そこに草塊(クサクレ)が出来ます。排泄物に含まれる硝酸をたくさん含んだ牧草は、家畜の神経障害などの疾病を誘発します。自由に歩き回る牛たちは危険を自分で判断し、硝酸がたくさん含まれる草は食べません。子ども達にも選食能力を見につけさせたいですね。
    さすがに栄養士さんです。こちらの指示やアドバイスは必要ありません。山で採取したユキノシタやクズの芽、畑で収穫した旬の野菜で手際よく天婦羅を作っていただきました。更に、ご飯は竹筒で炊いたご飯、これがまた絶品の出来でした。
    最後に、畑に桜島ダイコンの記念播種、初冬には収穫できる予定です。是非、皆さんで収穫にお出でください、暑いあの日の汗で大きなダイコンが育っています。